▷子供が悩んでいる時に親がするべき7つのこと

子供のテストの点数が悪い時の接し方|叱らずに改善策を一緒に考える

小学生高学年からだんだん難しくなる学校の授業。中学生に上がると、宿題を親が教えるのも難しいレベルになります。

子供に「これはどういう意味?」「どうやって解けば良いの?」と聞かれて、必死に自分の学生時代を思い返しながら解き方を教えた経験のある親御さんも多いかも知れません。

学年が上がるごとにどんどん難しくなる勉強ですが、中学生からは学期ごとに実力テスト・中間テスト・期末テストがあり、その時々の学力を確認できるようになっています。

家では頑張って勉強しているはずの子供ですが、点数を見てみると「あらら…」とガックリしてしまうこともありますよね。

親ががっくりする以上に子供はもっと落ち込んでいます。

そんな時、受験のことが頭をよぎって親は余計にテストの点数に敏感になってしまうものです。

「学習方法が悪かったんじゃない?」「授業は真面目に受けてるの?」「やっぱり塾に通うべきよ」

子供が心配なあまり、ついつい過剰に反応してさまざまな提案をしてしまいますが、そうした言葉が子供を追いつめることも。

こちらの記事では、中学生はテスト前にどのように勉強するべきなのか、また、定期テストの点数が悪い時に親はどう対応するべきかを解説していきます。

中学生のテスト対策で勉強量はどれくらいが良い?

中学生は部活動に入っている子供がほとんどで、家に帰ると疲れ果てている事が多いです。だからこそ普段、勉強時間を作るのは難しいかもしれませんよね。

小学生のうちは親のサポートもあって帰ってきたらすぐ宿題をすませていたような子供でも、中学生になると、帰ってくるなりスマホを触ったり友達の家に出掛けたりと、机に向かう時間がどんどん後回しになりがちです。

親としては子供が疲れていることや、勉強よりもやりたいことがたくさんあることは理解できるはずです。

でも、かといって勉強を疎かにすれば子供自身が困ることになるのです。

毎日の勉強を疎かにすると当然のことながらテストの点数は悪くなりますし、宿題をきちんと提出しなければ通知表や内申書に響きます。

これを子供に説明しても「そんなのは別に気にしない!」と言い放つ場合もあるのですが、結局は自分が受験で損をすることになるのだということは、親としてよく説明してあげるべきです。

通知表や内申書の成績が決まるのは、宿題や提出物・授業の積極的な態度・定期テストの点数・生徒会や校内の役割・部活動の成績・英検や校内の役割です。

日頃まじめに授業を受けて良い点数をキープしておけば、進みたい高校で学校推薦がもらえるかも知れません。もし推薦してもらえれば高校受験はかなりラクになるので、そういったチャンスを逃さない為にも勉強はとても大切なのです。

中学生の普段の勉強時間とテスト前の勉強時間

日常の勉強時間の目安は学校の宿題+今日の復習で1時間で十分です。

苦手な教科がある時は、それに加えて塾や家庭学習の時間を作るようにします。

次に定期テスト前の勉強時間ですが、平日3時間以上で、土日は8時間を目標にしましょう。

テスト前はほとんどの学校で授業時間が50分から45分になったり、部活が休みになったりして、集中して家庭学習の時間が取れるように配慮されます。

集中して長時間テスト勉強をする方法

長時間のテスト勉強で集中する方法は、得意科目と苦手科目を交互にやる事です。

苦手な科目はあまりやる気がしません。まずは得意科目や好きな科目をやって、勢いがついた所で苦手科目に挑みます。

視界の中に時計が入るとどうしても「あと何時間…」と気になってしまうので、時計の置き場所を目に入らない位置にしておくと良いですね。

ずっと机に向かっていると疲れるので、定期的に身体を伸ばしたり、ガムを噛んだり、ココアなどを飲んでリフレッシュするのも効果的です。

集中出来る勉強部屋の作り方は下記の記事を読んでみてくださいね。

https://www.kosodate-chiebukuro.com/entry/atamagayokunaruheya

定期テストの点数が悪い理由を子供に気付かせる

定期テストの点数が悪いと、ついつい叱ってしまいそうになります。

ですが、まず初めにする事は答案を親子で見ながら「この計算は前から苦手だから間違えちゃったね」「これは問題文を勘違いしたんだね」などと、点数が悪くなった原因を本人に気付かせてあげることです。

その時に「だからあなたはダメなのよ」という感じで突き放さずに、「これは難しいわ、お母さんでも間違えちゃうよ」と共感を示したり、「この問題はよく解けたね!しっかり勉強していたことがテストに表れているよ」と褒めてあげることも忘れないで下さい。

テストの点数が悪い子供を叱らないで

ただ叱るだけだと、子供は勉強に対するプレッシャーを強めてしまい、余計に焦ってテストや勉強に嫌悪感を抱くようになってしまいます。

叱らずに、一緒に悩みながらも前向きに励ましてあげることが大切です。

たとえテストの点数が悪くても親は慌てずに、子供の頑張りを評価してあげましょう。

子供が行きたい高校があって、この点数では合格は無理だな…と思うこともありますよね。でも、それもまた人生です。

「こんなのじゃA高校に受からないよ?!」と責めるのではなく、もう少し偏差値の低い高校の中から子供が気に入りそうな学校をリサーチして、「ここなら無理せずに合格出来そうだよ」と提案してあげると子供は安心するかも知れません。

親が子供と一緒になって動揺すると、余計に子供は焦って受験に対して投げやりになってしまうこともあります。

なにしろ思春期真っ只中の時期ですから、親が感情をあらわにすればするほど、それが親への嫌悪感に繋がることも多々あるのです。

ですから親は慌てずにどっしりと構えて、子供が受験をするまでの間に、しっかりとテスト勉強への動機づけをしてあげましょう。

テスト勉強を疎かにする子供への接し方

テストの点数が悪いからと言って、頭ごなしに叱りつけたり否定をすることは良くないです。

ただ、あきらかに態度が不真面目でテスト前にも勉強をしようともしない。そういう子供に対して「もう勝手にしろ」と匙を投げてしまうと悪循環になります。

こちらは怒りを抑えながら根気強く向き合わなければいけません。

まず大切なことは、叱らずに自己反省を促すことです。

そのためにも、冷静に「なぜ点数が悪くなったと思うか」を本人に聞いてみて、「このまま点数が落ちていくとどうなるのか」を一緒に考えます。

たとえば、「このままだと志望校には受からないし、あなたの成績だと良さそうな学校には入れない」ということを伝えて、それでも良いのか、どうしたいのかを優しく聞き出します。

もしもそれでも良いと言うなら、本人のことですからそれ以上は咎めずに、担任と相談しながら偏差値に合う学校を探しはじめましょう。

やっぱり志望校に行きたいと子どもが言うなら、どうやって点数を上げていくのか、塾や家庭教師に頼るのか、家での勉強時間を倍に増やすのか、具体的な方法を考えてスケジュールを決めます。

テストの点数を気にしなくなると成績はどんどん下がる

中学生活の中ではテストよりも大切なことや面白いこともたくさんありますよね。ですから、テストの点数なんて気にしないという子供も一定数います。

授業についていけなくなったら、もう勉強はしない、点数が悪くてもどうでも良い。そういう考え方をしてしまうこともあります。

もちろん点数が全てではありませんが、それでも、意識はしておいた方が良いことは事実です。

なぜなら、中学生がテストの点数を気にしなくなったら成績は急降下するからです。

点数が悪いと成績が下がるのは当たり前ですが、たとえば部活動や授業態度などテスト以外の部分でも手を抜くようになって、そのうち「学校に何をしにいっているのか…」と親が感じるようになることも…。

学校生活のモチベーション維持にはテストの点数が大きく関わっているので、悪いままズルズルと成績が下がれば、それに比例して心が荒んで問題行動を起こすこともあります。

そうならないためにも、子供のテストの点数が悪くても頭ごなしに叱らず、一緒に悩んで解決策を考える。

進学で悩んでいる時は、定期テストの結果から無理なく入れる高校を一緒に探してあげる。

親がそうしたことを意識して行なっていれば、たとえ点数が悪くても心は安定して楽しい中学校生活を送れるはずです。

https://www.kosodate-chiebukuro.com/entry/studysapuri-jhs