▷子供が悩んでいる時に親がするべき7つのこと

モンスターペアレントの特徴と付き合い方|面倒なモンペとのトラブルを回避する方法

モンスターペアレント

保育園や幼稚園、学校に子供を通わせている親にとって、親同士の付き合いは避けては通れないもの。

もし子供のクラスや習い事にモンスターペアレントがいたとしても、全く関わらないわけにはいきません。

自分の身近にモンスターペアレントがいた時、トラブルが起きないように上手に付き合う方法はあるのでしょうか?

こちらの記事では、モンスターペアレントと呼ばれる人の特徴や、身近にモンスターペアレントがいた時の上手な付き合い方、そして自分がモンスターペアレントと言われないための方法を紹介していきます。

意外と近くにいるモンスターペアレント。特徴や対処法を知っておくと、いざという時に役立つかもしれません。ぜひ読んでみてください。

モンスターペアレントの特徴

モンスターペアレントは、学校や幼稚園、保育所などに非常識で理不尽、かつ自己中心的な要求や苦情を訴える保護者のことをいいます。

訴えが一度ですむことはほとんどなく、考えられないような要求を何度もするケースが多いようです。

「モンスターペアレント」と呼ばれる人の共通点とは?

まず、「自分の子供のことしか考えられない」「我が子が最優先」という固定概念を持っている人が多いです。

自分の子供が快適に学校生活を過ごすためなら、理不尽な要求を平気でしてしまうことも…。

例えば、運動会の競技の変更の要求や、運動会自体のやり直しを要求する親もいます。

子供が発表会で良い役になれるように要求してきたり、音楽会で我が子が担当する楽器が気に入らないからと、学校にクレームを入れることもよくあるようです。

担任を追いつめるモンスターペアレント

モンスターペアレントと呼ばれる保護者の中には、学級での些細なことをあげつらって、気に入らない担任の変更まで学校に対して求めてくることもあります。

「あの先生は頼りない」「学級運営ができていない」という感じで保護者同士で悪口を言ったり、子供の前で担任の出身大学をバカにして人格を否定する親もいます。

また、直接学校に出向いたり、自宅に呼びつけたりして、担任を長時間拘束して長々と文句を言うことも時にはあるようです。

学校の先生も人間ですから、そうした行為を継続的にされると気持ちが追いつめられてしまいます。

しかも、親が悪口を言うせいで子供まで同じように担任を見下すようになったり、言うことをきかなくなって、ますます担任が落ち込む結果になるのです。

「自分が一番正しい」と思い込んでいる親達

モンスターペアレントは、「自分が常に正しい」と思いこんでいる親が多いです。

そのため、いくら学校側が丁寧に応じたり正論を返しても、「自分がこう思うのだから悪いのは学校だ」という感じで、受け付けてくれないことが少なくありません。

自分が一番正しいと信じているので、要求を曲げるということができないのです。そのため、全ての責任を学校側や担任、同級生や他の保護者に転嫁することがよくあります。

また、「自分の子供が100%正しい」と信じ込みやすい傾向もあります。ですから我が子の言うことを鵜呑みしてしまいます。

自分の子供が原因でクラスの子とトラブルになっても、相手や学校に責任を転嫁し、我が子の非は認めることはほとんどありません。

保護者同士の関わりが薄い親は激高しやすい

モンスターペアレントとひとことで言っても、その行動はさまざまです。

ママ友同士で結託して担任や気に入らない保護者を追いつめる人もいれば、何かにつけて腹を立てて学校にクレームを入れまくる人もいます。

中には「こんな些細なことで、どうしてそこまで怒っているのだろう」と感じるほど激高する保護者もいますが、そうした特徴の人では保護者同士での付き合いが希薄な場合が多いです。

そういう人は子供の悩みがあっても相談できる人があまりいないので、客観的な第三者の意見を聞くことができません。

自分だけでもんもんと考え、怒りを爆発させて学校や教育委員会にクレームを入れることになります。

モンスターペアレントには2つのタイプがある

モンスターペアレントには大きく分けて2つのタイプがありますので、詳しく紹介します。

自己中心的モンペとは?

まず1つめは自己中心的なモンスターペアレントです。

このタイプのモンスターペアレントは、我が子の利益だけを考えています。モラルが欠如していて、自分の権利ばかりを主張します。

自己中心タイプは、多少強引にでも自分の要望を通すことを目的としています。

目的が自己の要望をとおすことなので、もし子供同士などでトラブルになった時に、自分の要望が通れば、相手への攻撃的な態度を収束させることがあります。

こういう親子とトラブルになった時には、必要以上に応戦せずに相手の話を聞いてあげて譲歩出来ることは譲歩してあげれば、それだけで気が済んでくれることもよくあります。

病的モンペとは?

怖いのはもう1つの病的タイプです。病的タイプのモンスターペアレントは、クレームをいれる行為自体が目的化していることがよくあります。

相手を攻撃するために、自分の都合のいいように事実をねじまげて認識していたり、嘘を平気でついたりします。

このタイプは、じっくり話を聞いてみても「そもそも何に関してクレームを言っているのか?」ということさえ分からない時もあるのです。

病的タイプは、うつ病や統合失調症などの精神疾患を抱えている場合もあります。対応を間違えると状況が悪化してしまうことがあるので、細心の注意が必要です。

「こちらが謝れば問題が終わるから」と考えて安易に謝罪すると、ターゲットになりトラブルが続くこともあります。

筆者も子供が幼稚園の時に、病的タイプのモンスターペアレントに遭遇した経験がありました。

常識人なら何も感じないようなことで、彼女の逆鱗に触れてしまったのです。

幸い学区が違っていたので小学校では離れることができましたが、謝れば謝るほど怒りを増幅させるその人には、本当に怖い思いをさせられました。みなさんも気をつけてくださいね。

子供のクラスにモンスターペアレントがいたら、どうつき合うのがいいの?

子供のクラスや習い事にモンスターペアレントがいたら、どう付き合っていくのがいいのでしょうか。

残念ながら有効な手立てはありません。

というのも、モンスターペアレントというのは先ほども説明したように自己中心的な考えしかできない人や、病的に他人に対してきつく当るような性格の人が多いため、こちらがいくら丁寧に接してもうまく付き合うことは難しいのです。

ですから、あいさつ程度はしても、親しく付き合ったりして深入りすることはやめた方が良いでしょう。

モンスターペアレントの中には、周りを仲間に引き入れようとする人もいます。

「◯◯先生のことどう思う?」という感じで悪口を言って来られたり、「今度抗議するからあなたも一緒に参加して」などと誘われても、軽く受け流しておいた方が賢明です。

何か話を持ちかけられても、「それはひどいね」「そんなの許せない」などと簡単に同調してしまうと、「そうでしょ、じゃあ一緒に文句言いに行ってくれるよね?」と言われてしまうことも。

そして、一旦仲間に引き入れられると、今度は自分に対して攻撃が向いてくる可能性もあります。

そうした要注意のモンスターペアレントを感じさせる人物が身近にいる時は、何を言われても「そうなんだ」「初めて知った」などと言ってお茶を濁すといいでしょう。

モンペとは「ほどほどの付き合い」を心掛けて

子供同士がトラブルになったりすると、モンスターペアレントは相手の悪口を、周りに言いふらしたりすることがあります。

私の友人も、お子さんがいじめの被害者であるにも関わらず、いじめ加害者の親がモンスターペアレントで悪い噂を立てられました。

「◯◯君はいつも万引きしている」「◯◯君の家はシングルマザーでお母さんは男遊びで何日も家に帰って来ない」

こうした事実無根の嘘をクラスの保護者に言いふらされてしまったのだそうです。

発端は友人がお子さんがいじめられていると学校に相談したことで、そこから加害者生徒が担任に注意を受け、それを家で聞いたモンペ母が激高したのでした。

友人は身に覚えの無い嘘をクラスの保護者に言いふらされてかなりショックを受けていましたが、当のモンペ母はもともと周りから「変わった人、面倒な人」と思われるような言動を繰り返していたため、他の保護者も「また変なこと言ってる…」という感じで、特に友人が誤解されることもなかったそうです。

トラブルになるより無視してやり過ごす方が良い

モンスターペアレントは、そもそも周りから敬遠されている人が多いです。

たとえ自分の悪口を誰かに言われたりしても、それに同調する人も限られていますから、まともに向き合おうとせず無視しておいた方が良い場合もよくあります。

常識で考えられる人ならば、悪口を聞いても話を鵜呑みにすることは無いはずです。きっと周りは分かってくれているはずと割り切ってやり過ごしましょう。

ただ、変に突き放してしまうと、関係がどんどん悪化してしまうことも

露骨に無視をすると逆上して暴言や暴力的な行動に出るモンスターペアレントもいます。

病的なタイプのモンスターペアレントの場合は、表面上は友好関係を保っていた方がトラブルに巻き込まれません。

モンスターペアレントが集団になると危険

基本的には周りの賛同を得にくいので、個人的な行動が多いのがモンスターペアレントです。

でも周りに同じようなタイプの保護者がいると、モンスターペアレント同士で結束して、自分達の意見を通そうとするケースもあるようです。

LINEなどを駆使して周りを巻き込んで、保護者会で担任を追い込む、モンスターペアレント集団の話を聞いたことがあります。

そのクラスはそのせいで担任が2度変わったそうです。

モンスターペアレントが集団化すると、さらにその周りの保護者も巻き込もうとするので、関わり方には本当に注意が必要になります。

モンスターペアレントとトラブルになったらどうすればいいの?

子供がモンスターペアレントの子供とけんかするなど、トラブルになってしまったら、どう対応したらいいでしょうか。

まずトラブル解消のための話し合いを、親同士だけで行うのはやめましょう。

普通のトラブルなら、親同士の話し合いで解決できることもあります。でもモンスターペアレントの場合は注意が必要です。

担任や学校関係者、習い事の指導者などに、話し合いに同席してもらってください。

相手が暴言や暴力的行動に出た時に、対応することができます。お互いが感情的になることを抑える効果もあるでしょう。

モンスターペアレントとの話し合いでの注意点

話し合いの時には、記録や録音をするとよいでしょう。相手に対しての抑止効果になることもあります。

黙って記録や録音すると、新たなトラブルにもなりかねませんから、必ず「記録を取らせてもらいます」「録音させてください」と相手に許可を取ることは忘れないでください。

話し合いには誠実な態度でのぞむことが大切です。

こちらも強硬な態度に出ると、モンスターペアレントはさらに態度を硬化させます。

これからもクラスメイトの親として付き合っていくことを見越して、関係修復につとめてください。

もしこちらが謝罪するべき部分があれば、全面的に謝るのではなく「この部分関しては、こちらに非があります。申し訳ありませんでした」と限定的に謝罪します。

全面的に謝罪すると、モンスターペアレントは自分の非常識な考え全てを「全部正しかった」と思いこんでしまいます。

モンペの境界線とは?

自分の子供が学校で困ったことがあった時に、先生に要望があったとします。

そんな時でも「こんなことをお願いしたら、モンスターペアレントと言われてしまう」と、先生に伝えることを躊躇してしまう親御さんは多くいます。

もし親が「子供がA君にいつもからかわれて、嫌な思いをしている。来年は別のクラスにして欲しい」と考えていたとします。

ですが多くの人はモンスターペアレントと言われることを恐れて、こういった気持ちを伝えることを躊躇してしまうでしょう。

モンスターペアレントという言葉が定着してから、「何も学校に言わない親がいい親だ」と思いこんでしまっている親は多くいます。

でも何も言わない親がいい親なのではありません。必要な情報はやはり担任に報告するのが大切です。

感情だけで申し入れをするのは控える

ある親がクラス替えのことで要望をしたとします。その結果、要望どおりのクラスになりました。

その親は「先生にお願いしたら、A君と別のクラスにしてもらえた」と感じるでしょう。

そして周りの親にそのことを話してしまうかもしれません。クラス替えについて要望がとおると保護者が認識することは、学校にとってはあまり有り難くないことです。

もし「この子と別のクラスにしてください」または「この子と同じクラスにして下さい」という要望を、保護者みんながするようになったとします。

そして学校が全ての要望に応えようとするなら、クラス替えをすることは不可能です。

いじめやからかいなどで我が子が不安を感じている場合は仕方ありませんが、ただ単に「あの子と一緒のクラスが良い」「この子は嫌いだから離れたい」という感情だけで申し入れをすることは控えましょう。

担任に伝えるべきことは伝える

クラスの一部でいじめやからかいがあれば、すこしずつ影響が広がって学級崩壊に繋がる可能性もあります。

また、軽いいじめが暴力沙汰の事件に発展したり、SNSに不適切な内容の動画が流されて学校の評判が下がってしまうことも最近は増えています。

ですから「トラブルを未然に防ぐ」という観点で考えれば、保護者からのクラス替えに対しての要望は学校にとって有難いものなのです。

理由のある正当な主張ならば学校側が「この親はモンスターペアレントだ」と思うはずもありません。

子供が困っている時には、遠慮せずに担任に伝えるようにしましょう。

言わなければ気付かない担任も多い

教員の中には、鈍感なタイプの人がいるのも事実です。

親が「さすがに担任も気付いているだろう」と感じるようなことでも、全く気付かず「平和なクラスだ」と思い込んでいる場合もあります。

そういう時は、多少過保護な親と思われても仕方がありません。困っていることを具体的に訴えて、どうして欲しいかの要望も伝えておいた方がよいでしょう。

基本的に「こんなことを言ったら、モンスターペアレントと言われるのではないか?」と考える人は常識的な人です。

常識を重んじられる人はモンスターペアレントではありません。

ですから、あまり考えすぎずに、担任には困ったことがあれば相談してみてくださいね。