子育てと学校

私立小学校のメリットデメリット|子供2人を通わせて分かったこと

数年前のお受験ブームが一段落して、以前と比べれば「私立小学校に子供を入学させたい」と考える親御さんが少なくなっているようです。

芸能人の中でも子供を私立ではなく公立に通わせる方々が増えていますし、公立小学校の良さが再認識されつつありますね。

私は2人の子供を私立小学校に通わせましたが、今思えば、「公立の方が良かったのではないか」と言うのが正直な気持ち…。

ただ、私立ならではのメリットも確かにありますから、その辺は親の価値観によるものが大きいです。

こちらの記事では、子供にお受験させて私立小学校に入学させた私が、通ってみて感じた私立小学校のメリットデメリットをまとめました。

今現在、私立が良いか公立が良いかと迷われている親子もたくさんいると思いますので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

私立小学校のメリット「やっぱり入れて良かった」

ではさっそく、私立小学校のメリットから紹介していきます。

私個人の意見ですし、小学校によっても色々差があると思いますから、「そういうこともあるんだな」くらいに受け止めてみてくださいね。

価値観の近い友達が出来る

子供を私立小学校に入れて、一番メリットに感じた事は「友達に恵まれた」ということです。

私立小学校は受験をして入る学校ですから、そのために規則正しい生活や学習に取り組む姿勢を身につけている子がほとんどです。

また、「せっかく頑張って合格したのだから」ということで、学校生活に対するモチベーションも公立小学校より高い気がします。

やはり誰でもが入れる学校ではないので、一定のレベル以上の収入の家庭の子供ばかりで、生活水準が似ているからこそ仲良くなれる部分もあるように感じました。

公立小学校だと様々な家庭のお子さんが集まるので個々にグループが出来がちですが、私の子供のクラスはみんな仲良しで、どの子とも対等に話が出来るような雰囲気作りがされていました。

学習環境が充実している

公立小学校の何倍も費用のかかる私立小学校ですが、だからこそ、設備や環境は充実しています。

良いものが揃っているから頭が良くなるか?と言われれば、そうではないと思います。

でも、キレイな校舎の中で最先端の設備を使える事が、子ども達のやる気に確実に繋がっています

公立に比べて色々なことが経験できるからか、子供から「学校の勉強が楽しい」という言葉もよく聞きましたし、登校するのが嬉しくて仕方ないような日もありました。

無理な事を強要されない

公立小学校に子供を通わせているママ友に話を聞くと、真夏でもクーラーがない教室で汗びっしょりで授業しているとか、体操服の中に肌着を着るのが禁止で身体が透けて可哀想とか、乱暴な子供のせいで授業が進まないとか、色々なデメリットがあるようです。

どれもこれも、私立小学校に通わせている私からすると信じられないばかりで、公立だと子供にかかるストレスやプレッシャーがすごく大きいように感じました。

私立小学校では子供が学習しやすい環境作りが第一に考えられていますし、全てにおいて管理されているので、児童生徒が無理な事を強要される事がありません。

私立に通っている子供から「これはできない、無理だ」と小学校の事で言われた事はなく、嫌々ながら頑張って耐えているということも一度もありませんでした。

そう考えると、公立は私立よりも子供にガマンさせることが多いのかなと感じます。

「少しくらい苦労させた方が子供は強くなれる」という考えもあるでしょうが、私は親として子供に無用なストレスを与える事は避けたいと思っているので、そういう心配がないことが私立小学校のメリットだと言えます。

私立小学校のデメリット「受験しなければ良かった…?」

次は私立小学校に通わせて感じたデメリットを紹介します。

最初にお伝えしておきたいのですが、これらのデメリットは私が親として感じたことばかりで、子ども達は楽しく満足して通っていました。

今は系列の中学校と高校に通っている我が子ですが、本人達は「受験して良かった」と本当に喜んでいるので、デメリットを感じるのは親だけかも知れないです。

私立小学校は費用が高い

私立小学校の授業料ですが、私の子供の学校は年60万円ほどかかりました。それが二人だったので、授業料だけで年120万円。

公立小学校なら6年間をトータルしてもそこまでの金額はかからないので、私立小学校の最大のデメリットは費用が高い事だと思います。

授業料については受験前に計算していたので、「我が家の収入から無理なく払える金額だ」と思って受験させたのです。

しかし、私立小学校は授業料以外でも様々なお金がかかり、大きいものだと年に数回ある校外学習で、宿泊の時は1回で10万円ほどかかる時もありました。

また、修学旅行の積立金も大きかったですし、ママ友ランチや子供がおよばれした時の手土産代など、交際費もかなりの金額が必要でしたね。

最初に揃える制服代や教材費も数十万かかりますし、「お金がかかるだろう」と覚悟はしていたものの、それ以上にかかってしまったという感じがします。

なので、下の子は高学年になってから成績が下がって塾に入れるか迷いましたが、金銭面の都合で通信教育しかやらせてあげられませんでした。

家計が赤字になるほどではありませんが、常にギリギリという感じだったので、「夫が病気で働けなくなったりしたらどうしよう…」と、本気で心配した事もあります。

親が見栄をはらないといけない

私自身は収入に関係なく身の丈に合った質素な暮らしを好むのですが、私立小学校に子供を通わせてからは、服やバッグ、メイクやネイルなどもそれなりにお金をかけなくてはいけなくなりました。

上の子からずっと通わせているママ友は、「保護者として恥ずかしくない身なりをしないといけない」という感じの事を言っていて、その言葉通り、保護者の皆さんが本当にきちんとしているので、自分も背伸びしなくてはと最初は必死でした。

基本的に見栄をはっている保護者が多いというか、聞いてもいないのに海外旅行はどこへ行くとか、どこそこの高級レストランが美味しかったとか、そういう話をされて、こちらも合わせなくてはいけない雰囲気になってしまいます。

子供同士でも、お父さんお母さんの車は何?とか、国産車はありえないとか、そういう話が出る事も多いそうで、小学生が親の収入について優劣をつけているのかと思うと、「本当にこの学校に入学させて良かったのかしら…」と感じることが多かったですね。

私立小学校は余裕のある親子が通う所

あらためて私立小学校のメリットデメリットをまとめてみると、やはり、生活に余裕のある親子しか通わない方が良い場所のように感じます。

学校にはサラリーマン家庭のお子さんもたくさんいましたが、ほとんどが共働きでお母さんは大変そうでした。

小学校のうちは毎日お弁当でしたし、学校行事もたくさんあったので、フルタイムで働きながら私立に通う子供のサポートをするのって本当に疲れると思います。

私は2人の子供が卒業したから言える事ですが、私立小学校でも公立小学校でも、子供にしてみたらどちらでも大差はないのです。

最初から公立ならそもそも私立がどういう場所か分かりませんし、視界に入らなければ羨ましがる事もありません。

親からすれば、公立小学校は費用が安くて見栄をはらずに自然体で通えるというメリットがあるので、よほど荒れている小学校でなければ公立で充分だとも言えるのです。

あとから知った事ですが、私が住んでいる校区の小学校はおとなしい子が多くて、学級崩壊などは全く心配がないそうです。

教育熱心な保護者が多いため学力も市内で一番高くて、教師も優秀な方が集まるのだと聞きました。

もしもそれを受験前に知っていたら、きっと私立小学校には行かせていないのではないかと思いますし、メリットとデメリットを比較した時には公立小学校の方が良かったように私は感じています。

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