しつけ

小学生の子供を叱りすぎてしまった時の対処法

子供が成長していき、小学生になってしばらくするとだんだんと口答えしてくる事が増えるので、感情任せに怒ってしまう事があります。

親の苦労も知らず反抗してくる子供に対しては腹の立つことも多いですが、きつく叱りすぎたり、しつけも行き過ぎると、結局は何が言いたかったのか子供に伝わらなくなってしまいます。

感情的になってつい叱りすぎた時にどうすれば良いのか、対処法を紹介します。

子供を叱りすぎる原因は夫にある?

小学生になってどんどん生意気になっていく我が子に対して、つい叱りすぎてしまうこと、ありますよね。

子供を叱るときは子供に原因があるように感じますが、実は別のところにあることも…。それが夫の場合もあるのです。

子供を叱りすぎてしまう意外な原因が夫への不満にある、そんなお母さんも少なくありません。

特にワンオペ育児で一人きりで子供の世話を全て担っているお母さんは、そのストレスが子供に向きがちになります。

子育ては夫婦で協力していくものなのに、お母さんに任せっぱなしで、夫は子育てを放置して協力してくれない…。

そんな時、ストレスにがんじがらめになって、子供の些細なイタズラやちょっとした反抗でも怒りが収まらなくなることがあります。

「1人で子育てを頑張らなくて良いよ」と周囲から言われても、お母さんの他に代わりが無ければ手を抜くことは出来ません。

それに、お母さんは母性本能の影響もあって、何があっても子育てを頑張ろうとします。

その頑張りの中に夫へのストレスや様々な悩みが相まって、子供を叱る時に一緒に向かってしまうのです。

小学生を叱りすぎるとトラウマになります

よく考えればそこまで怒る事ではないのに、子供が何か悪い事をしたら必要以上に叱りすぎてしまうことはありませんか?

子供はとても敏感なので、本当に自分の為に怒ってくれているのか、それともただ、ストレス解消に怒られているのかを感じ取ります。

最初のうちは心の中で「お母さんごめんなさい」と反省していた子供でも、回数が増えるにつれて「これはお母さんの方が悪いのでは…どうして自分はここまで叱られるの?」と思うようになって、だんだんと親への不信感が高まることもあるのです。

特に、怒りに任せて大声で罵声を浴びせたり暴力をふるっている場合は、いますぐやめてください。

子供にいくら恐怖心を与えても、それはしつけには絶対になりません。

ただ自尊心を傷つけ、心にトラウマを植えつけるだけの効果しかありません。

暴力はなくてもベランダや玄関の外にだしてしまうような行為もやめてください。自覚がないかも知れしれませんが、それは虐待行為です。

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親に似ている部分を子供の中に見つけてイライラすることも

小学生になると性格や特性がはっきりしてくるため、その様子を見て自分に似ている部分をみつけてイライラして、つい叱りすぎてしまうという親御さんも多いです。

たとえば自分の低学歴を気にしているお母さんが我が子の成績の悪さに激高したり、運動の苦手なところが似ていることに落胆したり。

自分の中のイヤな部分を子供が引き継いでいるように感じて、理不尽に怒りが湧いてくることもあるようです。

しかし、当然ですが、親のマイナス面が遺伝したからといって子供に責任はありません。

それにまだ小学生ですから苦手なことを少しずつ克服していくこともできますし、別のことで得意な分野を伸ばしてあげることもできるのです。

自分の嫌いな部分を子供の中に見つけて、その嫌悪感から叱りすぎてしまうと、子供は「お父さんお母さんは自分のことが嫌いなんだ」と思い込んでしまうので、別のことに目を向けてあげるようにしてください。

叱られすぎた子供の心は歪みやすい

親のストレスのまま叱られ続けた子供は、心が委縮してしまいます。そして、歪みやすくなります。

激しく怒る親を見ていると、子供は安全確保のためにその場を一刻も早く立ち去ることしか考えなくなります。

その結果子供は、嘘で身を固める・親や社会への恨みを募らせる・問題から逃げまくる・犯行がエスカレートする・考える事を拒否する。というような行為に出やすくなるのです。

その内子供は防御か反撃の二択しか道がなくなります。そうなればもう救いがなくなってしまいますよね。

行き過ぎたしつけをした時の対処法

行き過ぎたしつけは子供から自信を奪います。自尊感情が傷付けられた子供は、もう二度と親に対して心を開かなくなる可能性もあります。

そうならないためには、叱り方を簡潔にすることです。

間違ったことをしているなら、そのことに対してだけ注意をしましょう。

もののついでに…と、別のことが言いたくなっても触れてはいけません。1つだけに絞って、はっきりと叱るようにしましょう。

そして感情に任せてきつい叱り方をしてしまったときは、「つい言い過ぎてしまってごめんね」と謝りましょう。

親が素直に謝る姿を見せれば、子供も悪いことをした時に謝れる子供に育ちます。

10歳頃になってだんだん思春期が近付けば、自分の考えに従って生きていきたくなるものです。

もうこの時期からは必要以上に叱らず、「ちょっと危なっかしいな」と感じても危険が無い限りは口出しせず見守ります。

子供には子供の考えがあるということを胸に刻んで、親の意向とはまったく違う行動をしていても広い心で受け止めてあげることが大切です。

叱りすぎたら謝ること

子供が言う事を聞いてくれないと、子供に対して感情的に怒ってしまう事がありますよね。

それは親の心境に原因があるかもしれませんし、子供の成長段階で思春期に入り、言う事を聞いてくれない時期なのかもしれません。

でも、いくら強く叱っても良い方向にいかないことだけははっきりしています。

子育ては大変ですからイライラして子供に腹が立つこともたくさんありますが、きつい言葉をつかわずに、簡潔に叱るようにしましょう。

そして、もしも行き過ぎたしつけで子供をきずつけてしまった時には、ためらわず「ごめんね」と言えるようになりたいですね。