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子供に「お盆玉」いくら渡す?|お盆玉の相場と始まったきっかけをまとめてみた

夏休みに子供がもらう「お盆玉」ですが、私達が子供の頃は無かったものだけに、いつから始まったの?と不思議になってしまいますよね。

また、お盆が近付くと「親戚の子供や孫にお盆玉を用意したいけど、いくら入れれば良いのか?」と、相場が気になることもあるのではないでしょうか。

いつからか急に始まって瞬く間に浸透したお盆玉だけに、渡し方や金額がよく分からないと感じている人もとても多いようです。

ということで、こちらの記事では、お盆玉がいつ始まったのか、いくらが相場なのかを詳しくまとめました。

今後も続いていくであろう『お盆玉』のこと、ぜひ参考にしてくださいね。

お盆玉はいつから渡すようになったの?

お盆玉が始まったのは、実は2010年のことです。

山梨県にある文具メーカー『マルアイ』が、「お盆玉」専用のポチ袋を作って販売した所、あっという間に話題になり、全国に浸透したのです。

それまでも、お盆に帰省した孫にお小遣いを渡すおじいちゃんおばあちゃんは多かったですが、お盆玉という言葉で渡すようになったきっかけは8年前にあったのですね。

お盆玉とは・・・・

お盆に田舎に帰省した子どもや孫、また祖父母にお小遣いをあげるという新しい習慣を広げる為に、2010年より夏の風物詩をデザイしたポチ袋を「お盆玉」として販売を始めました。
「お盆玉」の名称はマルアイで作った造語で、商標登録をされています。

お盆玉 2014年 | 株式会社マルアイ

 お盆玉には賛否両論も…

最初に『お盆玉』という言葉が広まった時には、「お年玉だけでも大変なのに、お盆にもお小遣いを渡さないといけないの?」という疑問や、「おじいちゃんおばあちゃんにお金を使わそうとしてる」という批判も多く出ていました。

実際にお盆玉のポチ袋を発売した『マルアイ』には、「お年玉もあるのに、こういう文化を作らないで欲しい」というクレームが来たそうです。

私の周囲でも、「お盆玉なんて、子供にお小遣いばかりおかしいわよ」と文句を言っていたおじいちゃんおばあちゃんもいましたから、その時はここまで広まるとは思ってもいませんでした。

最初は嫌がる人が多かったのに、いつのまにか浸透して、みんな受け入れているのですから面白いですね。

今年の夏休みは私の子ども達もあちこちで「お盆玉」を貰ってホクホクしていましたが、数年前は文句を言っていても、やはりやってみると楽しいものなのだなぁと感じました。

お盆にはランドセルを買ってもらう子も多い

お盆におじいちゃんおばあちゃんからお盆玉を貰う他にも、翌年に小学校入学を控えている子供だとランドセルを買ってもらうことも多いですね。

ランドセルは平均で3~5万円ほどはしますから、お盆玉と比べると大きな金額です。

きっとランドセルを買ってあげてもお盆玉も渡すのでしょうから、おじいちゃんおばあちゃんは想像以上にお金がかかるようですね。

お盆玉の相場は約5000~6000円

おじいちゃんおばあちゃん世代から子供に渡すお盆玉ですが、相場は5000円から6000円になっています。

全体の平均としては5800円で、結構大きな金額になっていますね。

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画像出典:今年はいくら?気になる孫への「お盆玉」相場を緊急調査 – FNN.jpプライムオンライン

お盆玉は、どちらかというと関西の方が金額が多くなる傾向があるようで、中には1万円〜5万円のお盆玉をもらったという子ども達もいるようです

お盆玉は渡した方が良いの?

全国的に浸透したお盆玉ですが、だからといって絶対に渡さなくてはいけないというわけではありません。

基本的には、おじいちゃんおばあちゃんが孫や幼い親族に渡すものなので、シニア世代でなければ渡す必要はないのではないでしょうか。

私の子ども達にお盆玉を渡してくれた人も全員シニア世代でしたから、まだ孫がいない世代であればお盆玉は渡さなくて良いと思って、私も誰にも渡しませんでした。

お盆玉はかなり知れ渡っているだけに、孫がいると渡さなくてはいけないように感じるのが困りものですが、金額にはこだわらずに気持ちだけで良いと思います。

お盆玉とお年玉だけで終わって欲しい…

お盆玉があっという間に広まったことを考えると、この先他の『玉』が生まれない事を願っているおじいちゃんおばあちゃんも多いかも知れません。

シニア層の老後資金のためにも、孫へのお小遣いは「お盆玉」と「お年玉」で終わる事を願ってしまいますね。

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