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大学生の親からの仕送り平均額|家賃抜きで必要な金額と大学生の支出内訳

子供が大学に進学すると、学費だけでもかなりの金額が必要となり家計を圧迫するものです。

その上、大学進学を機に1人暮らしを始める場合には、子供への毎月の仕送りが大きな負担になる親御さんも少なくありません。

大学進学はその先の就職へと繋がっているため、「良い環境で大学生活を送らせたい」というのが親心ですが、そうは言っても家計が苦しくなるほどの負担は避けなくてはいけません。

こちらの記事では、子供の大学進学で1人暮らしをさせる時の仕送りの平均額と、家賃抜きで親が負担するべき金額はどれくらいなのかを、さまざまな情報をもとに詳しくまとめました。

お子さんの大学進学を控えている親御さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。

大学生の仕送り平均額と支出合計

全国大学生活協同組合連合のアンケート調査によると、1人暮らしをしている大学生の1カ月の支出は平均で126,100円になっていて、3年連続で増加しています。

支出内訳はこのあと詳しく紹介しますが、大学生が1人暮らしをすると学費以外でも12万円以上の生活費がかかることが分かりますね。

では、学生達はこの12万円を全て親の仕送りで賄っているのかというと、実はそうではありません。

同じアンケートで「親からの仕送り額」を聞いた所、平均で71,500円という結果が出たのです。

つまり、現代の1人暮らしの大学生は、ほとんどの人が仕送り以外で収入を得て、学生生活を成り立たせているということになります。

私が学生だった頃は親からの仕送りに100%頼っている学生も多く、10万円以上は仕送りしてもらっている人がほとんどだったため、この調査結果には個人的に少し驚きがありました。

データ上にも「親からの仕送り額の変化」は顕著にあらわれています。

1人暮らしの大学生への親からの仕送り平均額2001年と2018年の比較

親からの仕送り額 2001年 2018年
10万円以上 60.7% 33.5%
5~10万円 28.7% 28.4%
5万円未満 6.8% 16%
0円 3.2% 7%

これは、全国大学生活協同組合連合会「学生活実態調査の概要報告」で発表されたデータです。

これを見ると、2001年から2018年までの17年間で、毎月10万円以上仕送りされていた学生が半分に減り、5万円未満や仕送り0円の学生が2倍以上に増えていることが分かります。

大学の授業料が上がって仕送りが減っている?

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画像出典大学の学費が高騰を続ける2つの理由 (向山 勇) | プレジデントオンライン

日本は、国公立、私立ともに、大学の授業料が年々高くなっています。

そのため「仕送りの金額を減らさざるを得ない」というお父さんお母さんも多いのではないでしょうか。

仕送りは多ければ良いというわけではありませんが、親の家計がギリギリで本当に必要なお金まで削る事になると、子供は大変な学生生活を送らなくてはいけなくなります。

ですから、「大学生活の4年間トータルでいくらかかるか」をあらかじめ計算して、必要な金額を仕送りし続けられるか?を、親として確認しておく必要があるのです。

家計に余裕がない場合は高等教育無償化の制度を利用して、大学の学費を免除してもらうこともできます。

詳細はこちらの記事で確認して下さい。

大学の学費免除をしてもらう方法|高等教育無償化でお金が無くても大学に行ける!

大学生への仕送り|適正な金額を知る方法

学生へのアンケート結果からも分かるように、大学生活に必要なお金を全て負担して充分な金額を仕送りできる親はとても少ないです。

ここ数年で日本は景気が良くなったといわれていますが、それを実感できるほど賃金は上がっていなくて、老後の不安も考えると「子供への仕送りにそこまでお金をまわす余裕がない」と言うのが親世代の本音ですよね。

ただ、そうは言っても親として子供のためにできることはやってあげたいですから、「子供が困らない程度の仕送り額」は、毎月負担してあげる事も大切です。

少なすぎず、かといって多すぎない。

親への負担は軽めにしながらも、子供に貧しい思いをさせないくらいの仕送り額はいくらになるのか。

その金額を知るためには、まず、1人で暮らしている子供の生活費の内訳を調べる必要があります

大学生の生活費の内訳「何にいくらかかるの?」

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1人で暮らしている学生の生活費の中で一番金額が大きいのは、アパートやマンションの家賃になります。

アンケート結果では、学生の家賃の平均額は約52000円。社会人の1人暮らしとほとんど変わらないくらいの金額になっていますね。

その次にかかるのが食費で、外食費も含めて2~3万円くらい。そしてスマホ代や光熱費などが続きます。

1人暮らしの大学生の支出内訳(2018年調査)

食費 26,230円
住居費 52,560円
交通費 4,230円
教養娯楽費 11,520円
書籍費 1,710円
勉学費 1,830円
日常費 7,260円
電話代 3,710円
その他 3,310円
貯金(翌月に繰り越し) 13,740円
支出合計 126,100円

仕送りの負担を減らすためには、なるべく生活費を抑えたいですよね。

とはいえ、家賃を削ってあまりに安い物件を選ぶと防犯面や耐震性が心配になります。

「未成年の1人暮らし」として考えた場合、防災防犯に関係するお金は削るべきではなく、地域にもよりますが、5~6万円の家賃なら適正な価格として考えた方が良いでしょう。

仕送りは「家賃抜きの生活費」を計算して考える

家賃を削らず仕送り額を抑えるためには、家賃以外の生活費で節約できるものがないか考えてみて下さい。

食費の節約だと、実家からお米や野菜を送ったり、賄い付きのアルバイトをして食費を抑えている学生も多いですね。

スーパーの安売りの日にパスタや缶詰などの保存の利く食品をまとめ買いして、定期的に子供に送ってあげている親御さんもたくさんいるようです。

コンビニや外食に頼りがちな人は、なるべく自炊を心掛けるだけでも数千円の食費を抑えられます。

食費を抑えようと思うとどうしても量を減らす事を考えがちですが、上手に節約すれば、空腹をガマンせずに金額だけ減らす事もできますよ。

学生の必須アイテムとも言えるスマホの利用料金は、格安スマホに乗り換えたり、実家の家族と通信量を分け合えるシェアパックを利用すれば金額を抑える事ができます

通信料金は子供1人だけで契約をすると月額料金が高額になりがちです。

必ず家族みんなで同じ通信会社を利用して、支払いをまとめることで少しでも節約するようにしましょう。

スマホ代を子供に任せている親御さんは、明細をチェックして、改善できるポイントが無いか一緒に考えてみるのも良いですね。

学生生活の節約は親のサポートが必須

学生の1人暮らしでも、節約術を積み重ねれば生活費を抑えて仕送りの負担を軽くできます。

ただ、やはり学業優先の学生は分からない事や知らない事がたくさんありますし、大学とバイトの行き来で忙しく、節約の事を考える時間が無い人がほとんどです。

ですから、生活費のことに関してはお父さんお母さんがかわりに考えてあげて、本人がお金の事で悩まないようにサポートしてあげてください。

経済的に苦しい大学生は奨学金を受けることも可能ですが、貸与型の奨学金は、卒業後に返済しなくてはいけない借金です。

最近は奨学金の返済が重い負担となって破産する人が増えている現状もあり、安易に奨学金に頼ることの問題点が指摘されています。

奨学金を受けずに大学の授業料と生活費を全て親が負担するのはとても大変です。

家計に余裕がない時には、自宅から通える大学を選んだり、返還義務のない給付型の奨学金を受けることを選択肢に入れてみることをおすすめします。

大切なのは、子供が楽しく充実した大学生活を送り、将来に繋げる事。

仕送りのせいで親の生活が苦しくならないように、事前に情報収集してきちんと備えておきたいですね。

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