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小学生が夏休みを利用して留学|おすすめの留学先とメリットとデメリット

小学生でも夏休みの期間を利用して留学する子供が増えています。

昔よりも手軽に楽しく海外留学できるようになったため、早い子供なら幼児で親子留学することも。

こちらの記事では、小学生が夏休みに留学する時のおすすめの行き先と、それぞれのメリット、デメリットを紹介します。

小学生の人気の留学先|低学年なら親子留学がおすすめ

アンケートによると、親が子供に留学させたい理由の第1位は、「異文化交流をさせたい」、第2位は、「英語に親しんで欲しい」「語学力の向上」となっています。

ですから、小学生の夏休み留学の行先は、ほとんどが英語圏です。

アメリカ(ハワイも)、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドの他に、シンガポール、フィリピンやマレーシアなどのアジア諸国など…小学生の留学にはたくさんのプランがあります。

以前は留学というと、子供が一人で行く単身留学が主流でしたが、最近人気なのが、親子留学。

単身留学ですと10歳からの募集が多いですが、親子留学なら幼児からの受け入れもあります。

親子で留学すれば子供だけではなく親御さんも海外で学ぶ機会が持てますし、異文化交流をすることで、気持ちも若返りますよね。

30代〜40代の小学生の親世代が海外に留学なんて単身ではほとんど無理ですが、子供と一緒だと叶えられてしまうのが嬉しいポイントです。

小学生の親子留学にかかる費用

小学生の子供と親が一緒に海外に留学すると、どれくらいの金額がかかるのでしょうか。

通信教育で有名な『ベネッセ』が企画している夏休みの親子留学だと、カナダバンクーバーへの親子留学で469,000円~953,000円になっています。

アパートメントに親子で2~3週間滞在するのですが、留学先の学校は親子別々。

子供はスタッフの送迎で現地校に通い、親は自分で交通機関を使って語学学校に通います。

美しいノースバンクーバーにあるアパートメントに滞在しながら、お子様はサマーキャンプに、保護者の方は大人向けの英語授業にご参加いただきます。長期滞在者向けの設備が整ったお部屋に滞在できるのが魅力!落ち着いたカナダの暮らしに溶け込みながら、親子それぞれの場所で異文化体験や英語力強化に取り組んでいただけます。

ベネッセの短期親子留学プログラム

夏休みの留学費用に含まれているもの

ベネッセの場合、親子留学の代金には宿泊費や現地校の学費は含まれていますが、行き帰りの航空チケットや滞在中の食事代などは一切含まれていません。

ですから、最初に支払う費用とは別で余裕のある金額を用意しておかないといけないですね。

小学生が1人で留学するメリットとデメリット

夏休みの小学生の単身留学には、語学学校に通う普通の留学も用意されています。

しかし断然人気なのがサマースクールと呼ばれるプログラム。

語学学校や、ボーディングスクールといわれる全寮制の寄宿学校、大学が開催しているものもあります。

午前中は英語の学習、午後からは様々なアクティビティが準備されていて、楽しみながら学ぶことが出来るように工夫されていますよ。

宿泊先は通常の留学と同じように、ホームスティや学校の寮、ホテルなどになります。

単身留学のメリット

①期間が選べる

夏休みの留学、サマースクールは1週間から2ヶ月まで、いろいろな長さのプログラムが提供されているので、初めてでも参加しやすくなっています。

②楽しみながら学べる

サマースクールは、世界中の子供たちが集まってくるので、生きた異文化交流が出来るチャンスです。

また英語の学習の他に、キャンプなどの自然体験、農業体験、アート、スポーツ、観光などのアクティビティを体験できます。

③さまざまな国の友達ができる

世界各国の子供たちが集まるサマースクール。小学生は基本集団行動とされていて、いつもグループで行動するので、友達もできやすくなります。

さまざまな体験を一緒に行うので、仲間とのコミュニケーションがより深まるのではないでしょうか。なかには現地の子供も参加するプログラムもあるので、生きた英語に触れることができます。

④自立心を養える

単身での留学は心細いですが、そこを乗り越えることによって、大きな自信が生まれることでしょう。自立心や度胸、国際感覚なども身に付き、長期留学へのステップになります。

小学生の単身留学のデメリットは「寂しさ」

やはり小学生の単身留学で一番のデメリットがホームシックです。

ホストファミリーにあまり馴染めなかったり、親元から離れることに慣れていなかったりすると、ホームシックになってしまうこともあります。

寂しさを乗り越えて頑張れれば良いですが、まだやはり幼いので、途中で具合が悪くなって帰国せざるを得なくなる場合もあります。

小学生が親子で留学するメリットデメリット

親子留学には、親子で同じことを学ぶか、子供だけが学ぶ、親と子供が別々に学ぶか、いくつかのスタイルから選べます。

宿泊先もホームスティ、コンドミニアム、ホテル、アパートメントなどがあり、子供が1人で留学するよりも自由度が高くなるのが特徴です。

親子留学のメリット

①期間が選べる

親子留学も、5日間程度から1ヶ月以上までさまざまな期間が選べます。

親子と言っても「母と子」の留学が多いですが、短い期間なら休暇を利用して家族全員で参加するのも良いですよね。

②低学年でも参加できる

親子留学には幼児から参加できるプログラムがあります。

子供が英語の授業を受けない場合は、シッターさんを頼むこともできます。

③外国人との英語のコミュニケーションに抵抗感がなくなる

小さい時から外国人と英語でコミュニケーションをとることによって、英語を使うことや外国人への緊張感がなくなります。

最初は慣れない言語に戸惑うことも多いですが、親がサポートすることでスムーズにコミュニケーションが出来ます。

④ホームシックにかからない

子供の留学と言えば心配なのがホームシックですが、親が一緒に行けば心配はありません。

学校では少し緊張しながら英語で頑張っていた子供も、滞在先に戻って親子で日本語で話すことで、気持ちがリラックス出来て学習がはかどります。

⑤親の不安が解消される

心配性な親御さんは「この子は留学先でうまくやれるのだろうか」「何か危ない目にあわないだろうか」と不安になりがち。

日本に残って悶々と不安を抱えるよりは、親子留学で子供を近くで見守れることで、親の不安が解消します。

トラブルがあってもいっしょに解決できるという安心感があります。

親子留学のデメリット

①自立心が育ちにくい

単身留学に比べて、親を頼ることが出来る分、自立心は育ちにくいといえます。

②英語漬けにならない

単身留学に比べると、日本語が使えるので、英語漬けの環境になりにくくなります。

親子留学でも英語にたくさん触れたい方は、ホームスティを選ぶとよいでしょう。

③費用がかかる

単純に人数分の費用がかかるので、単身留学よりも高額になります。

親子留学の費用を抑える方法は?

親子留学の費用を抑えたいなら、アジア地域を選ぶとよいでしょう。

特にフィリピンは留学生の受け入れに積極的で、英語講師の質も高いといわれています。

でもアジア地域には、夏休みに日本人がたくさん集まりやすいので、日本人同士で固まりやすいという傾向もあります。

治安から選ぶと、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、ハワイなどが安心して学べます。

本気で語学力を付けさせたいというのであれば、やはりアジアよりも英語圏を選んで、日本人観光客の少ない地域を探してみるのもおすすめです。

ホームステイ先は慎重に選ぼう

すばらしいホストファミリーに恵まれれば、もう一つの家族と言える一生の財産になります。留学生活がさらにすばらしいものになるでしょう。

一方、経済的な理由だけでホストファミリーをしている家庭もあり、不安な思いをさせられたり、必要なサポートを何もしてくれずに放っておかれたというケースもあります。

ホームステイ先を選ぶ時は、値段だけを重視せず、しっかりとしたサポートをしてくれる運営団体から選びましょう。

ホームステイ先に恵まれなかったケースでは、全く英語が話せずに、犬とだけ遊んでいたという子供もいます。

子供1人で留学させると、親はなかなか現地のことを把握できません。

後々不安になるような所は選ばないようにしてくださいね。

予算や性格に合わせて留学先を選ぶ

小学生の夏休みの短期留学といっても、たくさんの選択肢があり迷ってしまいますよね。

目的やお子さんの性格、予算などをよく考えて、後悔の無いように留学先を選んでください。

滞在先や現地の学校の下調べはもちろん、運営団体や企画会社が信頼出来るかどうかも確かめるようにしましょう。

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