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子どもの習い事にかかる費用の平均額|どれくらいの金額におさえるのが理想的?

子どもがある程度大きくなると「何か習い事でもさせてみようかな」と考える親御さんは多いですよね。

ピアノにスイミング、リトミックにそろばんなど…小さな子供でも楽しみながらスキルを伸ばせる習い事はたくさんありますから、「あれもこれもやらせてみたい!」と張り切ってしまうママもいるのではないでしょうか。

ただ、やみくもに気になった習い事を次から次に始めてしまうと、あとあと費用の面で大変なことになるかも。

「とりあえず」の気持ちで始めた習い事で、子どもも気に入って頑張ってくれた。でも、月謝が高くて続けるのが大変…

ということになったり、

同じ習い事でも月謝が高いスクールを選んでしまったばかりに、近所に安いスクールがあると知った時に大きなショックを受けた…

という体験談を聞くこともあります。

今回は、子どもの習い事とお金の関係についてまとめました。

みんなはどれくらい子どもの習い事にお金をかけているのか…?という平均額も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

子どもの習い事にかかる費用はいくら?

子どもの習い事にかかる費用は年齢が上がるごとに高くなる傾向があり、未就学児のうちは、それほど費用が高額な習い事は少ないです。

でも、同時に複数の習い事をしていると、やはり金額は上がっていくことになります。

小学生以降は月謝もグンと高くなっていくため、子どもに複数の習い事をさせていると、家計の負担は避けられません。

「習い事はやるべき」と考える親が増えている

私の周囲を見回してみても、「習い事を全くやったことが無い」というお子さんはとても少ないです。

当サイトが子育て中のパパママを対象に行なったアンケートでも、「子どもに習い事をさせた経験が無い」という人は本当に少数派でした。

やはり親御さんの中には「子どもには習い事をさせてあげたい」という気持ちがあるのだと思います。

習い事にかかる費用の平均額

「子どもの習い事に関する意識調査」によると、子育て世帯が子どもの習い事にかけている費用の平均額はひと月で13,899円でした。

年齢別で見ると下記のようになります。

  • 未就学児 8,687円
  • 小学1年生 11,676円
  • 小学2年生 12,368円
  • 小学3年生 11,683円
  • 小学4年生 12,935円
  • 小学5年生 16,564円
  • 小学6年生 16,392円
  • 中学生 20,597円

http://www.bandai.co.jp/kodomo/pdf/question215.pdf

小学校高学年以降になると、未就学児の倍くらいの費用がかかってくるだけに、あまり手当り次第に習い事をさせるのはやめておいた方がよさそうですね。

習い事の中でも学習塾は、かかる金額も桁違い…

なので、学習塾に通う年齢になると習い事費の金額が跳ね上がり、家計にダメージを与える場合があるのです。

「子どもの習い事」費用の目安は?

子どもの教育費は習い事だけに収まりません。

学用品の購入や部活動にかかるお金、それに、中学、高校、大学の受験にも大きなお金が必要です。

ですから、習い事にかけられる費用というのは実際はそう多くないはずですが、子どもが小さいうちはあまり意識せずに、家計から習い事費にどんどん回してしまってあとから後悔するというケースも少なくありません。

子どもの習い事にかける費用はどれくらいが理想的かというと、成長に合わせてかかる金額を考慮すると、少なくとも手取り収入の5%に納めるべきです。

例えば年収400万円の世帯なら、月額で16,000円ということになります。

もしそれ以上に習い事費がかかっている時には、その分をまかなえるように収入を増やす方法を考えないと、高校・大学にかかる入学金や授業料などで家計が回らなくなってしまうこともあるでしょう。

家計の優先順位を考えよう

家計の中で、子どもの習い事はそれほど重要な支出なのか?

「習い事の費用が家計の負担になっているな」と感じる時は、まず、そのことを考えてみた方が良いと思います。

もし、やってもやらなくても同じだという習い事なら、すっぱりやめて、その金額を教育費として積み立ててあげた方が、子どもにとっては絶対にプラスになるでしょう。

もしも将来、子ども自身が「どうしても行きたい大学」や「どうしても叶えたい夢」が」見つかった時、親として応援するためにはお金が絶対に必要になります。

進学には奨学金制度も利用できますが、ローンとして借りてしまうと、結果的に子どもに重荷を背負わせることにもなりかねません。

無駄な習い事をやめたり、学力アップのための塾を通信教育に変えたりして、習い事の費用が家計を圧迫しないように考える必要があるのです。

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