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PTA役員を辞退したら「自力で代わりの人を探して」と言われた…そんな義務あるの?

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PTA役員について、すごく嫌な思い出があります。

それは5年前のこと、娘が自宅の近所にあった公立幼稚園に入園して、すぐにクラスの学級役員を決めることになりました。

我が家には娘の下に当時2歳の息子がいたのですが、先天性の障害があり、四六時中目を離せない状態です。

外出は一応できますが、息子は自力で動けないし、立つことも難しいため、幼稚園の中に入る時はずっと抱っこをしていました。

そうした事情から、「PTA役員は免除して欲しい」とお願いしたのですが、「みんな大変なんです!」と強く言われ、役員決めのくじ引きに参加せざるを得ない状況になりました。

そして、運悪く役員を引き当ててしまったのです。

入園を決める前に在園児のお母さんに事情を話した時には、「事情を話せば免除してもらえるよ」と聞いていたので安心していたのですが、ちょうど今年から厳しくなったという事でした。

「免除をすると、皆さんがどんどん事情を訴えてくるので、平等にするためには仕方ないのです」

と言われると確かにそうだとは思うのですが、うちの場合は息子の命にも関わることですので、本当に「どうしたらいいの?」と落ち込んでしまいました。

園長先生に言っても何も対応してくれず…

息子の障害のことは見た目ですぐ分かるので、「このような状態で、どうしても役員の仕事ができないのです」と、PTA会長の女性に頭をさげてお願いしました。

PTA会長は「実家のお母さんに預けられますよね?」との答え。

「実家は母一人で、生活のために仕事をしているので、子どもを預かってもらうのは難しいです」と言うと、「休みの無い仕事はないですね?大丈夫ですよ。可愛い孫ですから、お母様も喜んで預かってくれますよ」と笑顔で言われました。

私は、ここまで冷たく突き放されるとは思っていなくて、その場では恥ずかしながら涙が出てしまったのですが、PTA会長の女性は「はいはい嘘泣きは良いですよ」という感じで、さっさと離れて行ってしまったのです。

しかたなくそのまま園長先生の所へ行き、どうにもならないので助けて欲しいとお願いしましたが、「PTAのことは保護者同士で解決する決まりになっている」と言って、聞いてもらえませんでした。

「PTA役員の代わりを探して」と言われて…

なんとか息子の世話をしながらPTA役員をやってみようかとも思ったのですが、仕事内容を聞くと、運動会や音楽会の準備や、講演会の責任出席、餅つきやクリスマス会の準備、校区の小中学校の行事での手伝いなど…とても子どもを抱っこしながら出来るような感じではありません。

他にも下のお子さんがいる役員はたくさんいましたが、みなさんは園庭や遊戯室で自由に遊ばせておくということで、私だけが事情が違いすぎて相談できる相手もいませんでした。

これではもう幼稚園をやめるしかないのか…と思ってしまい、園長先生に「PTA役員が無理なので辞退させて下さい」と最後に言ってみたら「それでは代わりの人を探して下さい」と。

PTA役員のルールでは、辞退する時には自力で代わりの人を探さなくてはいけないのだそうです。

ただ、まだ入園してすぐで知り合いもほとんどいませんし、連絡先も分かりません。

「もう無理だな」と思ったので、「それでは退園します」と勢いで言ってしまいました。

すると、「退園する場合でも代わりのPTA役員は探してもらいます」と園長先生から言われました。

そのあと、入園式で連絡先を交換した人に片っ端から頼んでみたものの、良い返事はもらえず…もうなんだか悲しさでいっぱいになってしまい、そのまま幼稚園を勢いでやめてしまったのです。

娘には可哀想なことをしてしまいましたが、その時は息子の世話もあり、思うように考える時間もとれずで、頭がパニックになってしまっていました。

幸い娘もまだ数日しか幼稚園に通っていなかったことで、そんなに愛着も無かったのか、「もう幼稚園行かなくて良いよ」と言うと喜んでくれたのが救いでした。

園長先生やPTA会長から何度も電話がかかってきましたが、無視していました。

退園の手続きで1度だけ幼稚園に行きましたが、その時にも「PTA役員の代わりを探すのがルールだ」と責められました。

なんとか幼稚園は退園できたものの、近所の人の中には幼稚園のことを知っている人もいて、「幼稚園やめちゃったんだって?」と、噂を聞いた人からたずねられることもあり、やっぱり気まずくてすぐに引っ越しをしました。

新しい幼稚園ではPTA役員を免除してもらえた

引っ越してから数カ月達、娘もそろそろ新しい土地に慣れてきたころに幼稚園さがしをはじめました。

最終的にカトリック系の私立幼稚園に決めたのですが、息子の障害のこともよく理解してくれましたし、肢体不自由なお子さんも園児として受け入れていたので、親の苦労も分かってもらえる安心感がありました。

PTA役員は免除してもらう代わりに、隅に敷いた布団に息子を寝かせておいて、その近くでできる手作業や事務作業などは率先して引き受けました。

やっぱり園長先生に理解があるからか、保護者の方も皆さん優しくて、「困った時は助け合うのが当たり前」という雰囲気があって本当に助かりました。

最初の公立幼稚園ではPTA役員のことで悲しい思いをしましたが、それも自分にとっては勉強だったのだなと今になって感じています。

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