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PTA役員をやりたくない時の断り方|免除のための辞退理由とトラブルを避ける方法

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春は、入学・進級で新しい学級がはじまる季節。

小中学校ではクラスごとの学級懇談会が行なわれ、PTAの役員決めも、その時に行なわれることが多いです。

PTA役員は「公平に全員の保護者がやった方が良い」という意見もあれば、「やりたいと思っている人だけがやれば良い」という意見もありますよね。

一人親家庭や病気の家族がいる家庭だと、なかなか家をあけることも難しいため「免除して欲しい」と願い出る保護者も多いです。

しかし、ほとんどの学校では保護者間の公平性が優先されて、「どんな事情があろうとPTA役員は1度はやらなくてはいけない」と決められている所がほとんど。

「PTA役員はやりたくない」「家庭の事情があってどうしてもPTA役員の活動が出来ない」と、引き受けることに悩む保護者は少なくありません。

でも、どれだけ悩んでいても困っていても「決まりだから仕方ない」と冷たく言い放たれると本当に悲しくなりますよね。

こちらの記事では、「PTA役員を絶対に辞退したい」という時に使える上手な断り方や辞退理由をまとめました。

PTA役員の上手な断り方と辞退理由

PTA役員選出のルールは学校によって違いがあり、「家庭の中に赤ちゃんや要介護者がいる場合は役員を免除してくれる」という学校もあれば、「何があっても絶対にダメ、たとえ癌の治療中でも役員活動してもらいます」という、かなり厳しいルールの学校もあります。

PTA役員を免除してもらえる条件

学校によって差がありますが、普通の学校であればこのような家庭の事情で役員の免除対象になることが多いです。

  • ひとり親家庭(シングルマザー・シングルファーザー)
  • 生後間もない赤ちゃんがいる
  • 家族の中に中度から重度の障害者がいる
  • 両親のどちらかに精神疾患があり役員活動が困難
  • 兄弟の学年で役員を引き受けている
  • 子供会や町内会の役員を引き受けている

免除の条件に当てはまらなくてもPTA役員を辞退できる?

上記でまとめたような辞退理由はないけれど、それでもPTA役員はやりたくない…。そういう人も多いですよね。

ただ、PTA役員の選出は公平性を問われることがほとんどですので、1人だけを特別扱いできないという事情も理解しなくてはいけません。

1年間だけと覚悟を決めて渋々でも役員活動をやってみれば、意外に楽しいこともあるかも知れませんから、ガマン出来る範囲でやってみるのもアリだと思います。

でも「いやいやどうしても無理、私はPTA役員を絶対に辞退したい!」という時には、はっきりとその意思を伝えるしかありません。

絶対にPTA役員を辞退したい時の裏ワザ

免除の条件にはあてはまらない。でも、絶対にPTA役員をやりたくない。そんな時は、下記のような文例を参考にして、役員選出で伝えてみることをおすすめします。

PTA役員を辞退する文例

「実家の親が認知症(または体調不良)で、日中は実家に帰って世話をしなければいけないので、PTA役員を引き受けることが出来ません」

「今年中に転勤があるかも知れないのでPTA役員を引き受けられません」

「過去に役員活動でつらい経験があり、精神的に負担が大きいのでPTA役員を引き受けることが出来ません」

「心身の調子が悪く、PTA役員になると他の皆さんにご迷惑をかけることになるので辞退させていただきます」

PTA役員決めでトラブルを防ぐ方法

PTA役員の選出は、みんなが「やりたくない」という気持ちでバトルになりがちですが、子供の同級生の保護者はこれからも長く付き合っていかなくてはいけない人達。

特に児童生徒数の少ない学校だと、「クラスが変わってもほとんど知っている保護者ばかり」ということがよくあるので気をつける必要があります。

一度PTA役員選出でトラブルになったばかりに、それ以降も保護者間で気まずくなり、ついには引っ越しするしか無くなってしまった…。

そういった家族もいるだけに、役員選出はなるべく穏便に、トラブルを回避して済ませることをおすすめします。

PTA役員をトラブルなく辞退するには?

PTA役員を正当な理由無く辞退すると、クラスの保護者の中で敵意を持たれる場合もあります。

それでも「どうしても辞退する」と決めたなら、正々堂々と「やりたくない」「できない」と主張して、途中で説得されても気持ちを変えないこと。

せっかく勇気を出して「辞退する」と言ったのに、そのあとに説得されて「やっぱりやります」と言ってしまうと、「なんだやれるんじゃないか!」と、余計に周りの保護者から腹を立てられてしまうのです。

そもそもPTAは任意の団体なので、強制的に役員に選出されること自体が問題があるのですから、ここはもう胸を張って「私はもう何が何でもPTA役員にはなれないのだ」と主張をして最後まで折れないようにしましょう。

PTAの強制加入は違法

子供が小中学校に入ると否応無く加入させられる『PTA』という組織。

本来、学校とPTAは別の組織になっているため、入学と同時に強制的にPTAに加入するのは違法なのですが、なぜか日本ではそれがまかり通ってしまっています。

ですから、入学したと同時にPTA会員となっている保護者の中から役員が選ばれるのも、ごくごく自然な流れと考えている人がほとんどです。

でも実は、PTAはボランティア活動なので強制してはいけないのです。

それなのに、なぜPTA活動の強制が当たり前のようになっているのか?

それは、これまでずっと慣習として保護者によるPTAの運営が続いてきたため、同じ立場である下の学年の保護者が断りにくくなっていることも原因の一つです。

同調圧力が働くと、いくらPTAの強制加入が理不尽だと感じても断りにくいです。

そして結果的に多くの人が悩んだり困ったりしているというのに、いつまでもPTA活動が続いているのです。

PTA役員は「やりたくない」と断っても良い

さきほども触れましたが、PTAは任意加入のボランティア団体です。

ですから、入学と同時に強制加入させられることは運営費の確保や子供へのサポートから考えると仕方ないとはいえ、運営に関わる役員になることは、「嫌だ」と思えば断っても大丈夫なのです。

日本におけるPTA(ピーティーエー、英語: Parent-Teacher Association)とは、各学校で組織された、保護者と教職員(児童を含まない)による社会教育関係団体のことである。

任意加入の団体であり、結成や加入を義務付ける法的根拠は無く、全ての児童生徒のためのボランティア活動というのが本来のあり方である。

PTA – Wikipedia

小中学校によっては入学時に「必ず役員を引き受けて下さい」と強制されることもありますが、その時は、保護者にPTA役員を強制する正当な理由」があるかどうか確かめましょう。

「PTA役員を誰もやらなくなったら運営に支障が出る」というのは正当な理由にはなりません。

そもそも小中学校はPTAとは別に行政が運営しているため、もしもPTAが無くなってしまっても、学校運営が成り立たなくなることはあり得ません。

小中学校の方で「保護者の手を借りたい」という時があれば、そのつどボランティアを募集すれば良いだけで、学校内に常時PTAという組織が存在する必要はどこにも無いのです。

学校は学校。PTAはPTA。

ですから、子供のためだからとガマンをしてPTA役員を引き受ける必要はありません。

PTA役員になりたくない時は「やりたくない」と断っても大丈夫です。

PTAと育友会の違いは?

学校によってPTAを「育友会」という名称で運営している場合もあります。

PTAと育友会の違いを簡単に言うと、PTAは全国チェーンのお店で、育友会は個人商店のような感じ。

公益社団法人として日本全国に支部を持つPTAと、学校単体の応援団のような育友会を比べると、やはりPTAの方がまだ開かれた組織であると考えられます。

PTAでは加入や活動の是非、個人情報の取扱などの問題点が議論になることがよくありますが、文部科学省の官僚や大臣がそれに言及して、運営の在り方について釘を刺すことがこれまでに何度かありました

一方で、育友会の方は学校単位で運営している組織なので、何かしらのトラブルが起きたとしても監督してくれる後ろ盾が無いという不安感はあると思います。

保護者からすると、育友会よりはPTAの方がまだ安心感はあるのかも知れません。

PTAのメリットはある?

PTA活動に対して良い印象を持っていない人だと、PTAなんて何もメリットは無いからいらないんじゃないかという意見を言う人もいます。

でも、PTAがあることで保護者同士の親睦が深まり、地域の安心安全に繋がるという考え方もあります。

下記の記事では、「PTA役員を引き受けたからママ友が出来た」という、保護者の方の体験談を紹介しています。

【ママ友の上手な作り方】子育てママが成功した「ママ友作り」の方法とは? ママ友が欲しいけど、どうやって作れば良いのかわからない… そんな風に悩むことってありますよね。 幼稚園や学校でママ友のグループを見るた...

ママ友作りのためには、PTAへの参加がとても役立つ」と感じているお母さんはとても多いようですから、一概にPTAはいらないと決めつけるのも良くないことかも知れません。

繰り返しますが、PTA活動に違和感がある人は、無理に役員になる必要はありません。「やりたくない」と断っても大丈夫です。

ただ、保護者の中には「PTAは必要!」と強く信じている方がいるのも事実ですから、それぞれがお互いの気持ちを尊重することが大切なのだと思います。