子どもの病気

『子供の肥満』原因と対策|子供のダイエットで親がするべきこと

子供の肥満はさまざまな病気に繋がるリスクがあるほか、学校で体型をからかわれる場合もあって、親としては心配の種になりますよね。

ただ、子供本人に「太っているよ」「ダイエットした方が良いよ」などと体型のことを直接言うのはNGです。

子供の心は親が考えるよりデリケートで、身近な人に体型を指摘されたことが引き金になって過食症や拒食症に陥ってしまうこともめずらしくありません。

ですから、子供の肥満対策では、本人に「痩せなさい」と言ったり「ダイエットしよう」と言うのではなく、親が独自に動いて対処してあげることが大切です。

こちらの記事では『子供が肥満になる原因と対処法』を分かりやすく解説しています。

太り気味の我が子をなんとかしてあげたいという親御さんはぜひ参考にしてみてください。

子供が肥満になる原因

子供の肥満の主な原因は、簡単に言えば『栄養の摂り過ぎ』です。

以前は「肥満は親からの遺伝ではないか」と信じている人も多かったですが、実際には遺伝3割、環境7割の要因で子供が肥満になるといわれています。

ほとんどの子供は親と同じ生活環境にあるため、親が太っていると子供も太り気味になり、結果的に「遺伝で太っている」と誤解する人が多かったのですね。

栄養の摂り過ぎで子供は太る

昔に比べれば何を食べても栄養豊富なものばかり。その上、おやつやジュースには糖分がたっぷり入っています。

そういった食べ物に囲まれて生きているのですから、大人も子供も、好きなものを好きなだけ食べれば確実に太るのです。

ただ、気になるのは、なぜ子供の中でも太る子と太らない子がいるのか?ということ。

それには、先ほども説明したように遺伝や環境が原因になっていることに加えて、下記のような性格の違いも頭に入れておいた方が良いでしょう。

▽太るか太らないかの分かれ目となる性格の違い▽

  1. 食べ物への興味があるかないか
  2. 運動が好きか嫌いか

食通の子供は太りやすい

食べることが大好きで、小さいうちから「これが好き!」「これが食べたい!」と、食通ぶる子供っていますよね。

可愛い我が子が美味しそうに好物を食べる姿を見ると、親としては嬉しくなるものです。

「もっと食べさせてあげたい」「今度はもっと美味しいものを…」

そんな風に感じるのではないでしょうか。

私もスーパーへ買い物に行くたびに子ども達の顔を思い浮かべ、「上の子が好きなお菓子はこれ…下の子が好きな飲み物はこれ…」と、ついつい余計なものまで買ってしまいます。

子供が食べ物や飲み物を喜んで口にしていると、こちらまで幸せな気分になりますよね…。

でも、与え過ぎには要注意

食べることが好きな子供は、どうしても食べる量が他の子どもより増えます。そうすると、ただでさえ栄養が足りているのですから、消費しきれずに太ってしまうのです。

子供の中には食通ぶって食べ物にすごく興味を示す子もいれば、ほとんど食べ物には興味が無く、出されたものを淡々と食べるだけの子供もいます。

食べ物に興味が無い子供の体型を見ると、やはり痩せて華奢な子が多いです。

つまり、食を楽しめるおませな子供ほど太りやすく、親が甘やかす事で肥満がどんどん進行してしまう可能性があるのです。

運動が苦手だと太りやすい

もう一つ、肥満になりやすいのが「運動が苦手」という子供です。

よく食べる子供でも運動が好きなら、走り廻って身体を動かしているうちにカロリーを消費してしまいますが、運動が苦手だとじっとしていることが多くなるので、食べた分が蓄積されて肥満に繋がります。

また、身体を動かすことでストレスを発散できないと、エネルギーが食欲に向きがちに…。

そのため、運動をしないことが更に食欲を暴走させてしまうこともよくあります。

昔は交通機関が今ほど発達していなかったため、何をするにも長い距離を歩かなくてはならず、沢山食べる子供でもほっそりしていました。

しかし今では車を運転するお母さんも増えたこともあり、子供が1日に歩く距離はすごく短くなっているのです。

運動が苦手だと休み時間も教室でじっとしていることが多かったり、部活も文化系を選んでいたりで、身体を動かす機会が減っている事が肥満に拍車をかけてしまうケースも少なくありません。

子供の肥満対策は親が密かに進める方が良い

「子供が太り気味でダイエットをさせたい、肥満対策をしておきたい」という時、子供自身に直接そのことは伝えないで下さい。

最初にお伝えしたように、子供の心はとてもデリケートで、たとえ親からでも体型の事を指摘されると傷付いてしまうのです。

特に小学校高学年から始まる思春期には、絶対に体型や見た目のことを悪く言わない方が良いです。

これは女子だけではなく、男子でも同じことが言えます。

親としては心配のあまり口にしてしまいそうになりますが、思春期はただでさえ人からどう見られているか、どういう印象を持たれるのかに過敏になる時期ですから、そういう時に見た目でのマイナスなことを伝えるのはリスクが大きいです。

子供の肥満に関しては本人には全く責任がありません。何も伝えずに親が配慮してあげるのが最善策になります。

子供のダイエットで親がしてあげること

我が子が太っていると、親は「大丈夫かしら…」と心配になりますよね。

でも心配しなくて大丈夫です。

子供は大人と違って発育過程。今はたとえ太っていても、だんだんと身体が大きくなっていく中でうまく脂肪を筋肉に変えていきますし、背も伸びていきます。

ちょっと前までは丸々と太っていた子が、しばらく見ないうちにすらっと背が伸びて細くなってる…なんてことはよくあります。

ただ、今のままの生活習慣を続けていると健康リスクが高まる恐れもありますから、親が主導して少しずつ軌道修正していって下さい。

我が子が太ってきたら食事を見直そう

実は私の子供も、小学校3年生くらいまでお腹はパンパンで顔も二重あごで、「このままお相撲さんのようになったらどうしよう」と心配していました。

でも、4年生くらいからどんどんムダな脂肪が減っていき、中学校に上がる頃にはスマートになっていったのです。

その時に私がやっていた事は、間食の量を決める事と、便秘させないように食物繊維を意識して摂らせることでした。

もともと便秘症の子供で、すぐに腹痛が起きていたこともあり、親としては「まずは食事を見直さなくては」という気持ちが大きかったです。

便秘に関しては最初に小児科で相談して、お薬もいただいたのですが、効きすぎてお腹が緩くなったりして子供が嫌がりました。

そこで、薬に頼らず便秘を解消するために、毎日必ずきのこ類とヨーグルトを食べさせて、水分をこまめに摂らせるようにしました。

そしてデザートには果物を食べさせるようにして、全体的にヘルシーな食生活に変えていきました。

すると、半年くらいで腹痛がなくなり、便通が良くなった事でお腹も徐々にへこんだのです。

子供のダイエットで間食を食べさせる時

クッキーやおまんじゅうなどの甘い物が大好きな子供でしたが、大皿に持って置いておくと1人でたくさん食べてしまうので、おやつは1人1皿に決めて少量ずつを食べさせてみました。

最初のうちは「足りないって怒るかな?」と思っていたのですが、いざやってみると、本人は特に気にする事なく食べ終わっています。

ホッとすると同時に、今までは私が勝手に気を回して食べさせすぎていたんだ…と、気付くきっかけにもなりました。

親子でウォーキングをして有酸素運動

運動が苦手な我が子は、放っておいたら家でゴロゴロばかり。

でも、「運動しよう」と誘うと「嫌だ!」と拒否して、余計に家の中にいようとします。

そこで私が考えたのは、「運動」という言葉を使わずに外に出て身体を動かすように仕向ける方法です。

たとえば、スーパーへの買い物とか、図書館へ本を借りにいくとか、お友達の家におすそわけを持って行くとか、今までは車で行っていたのを徒歩で行くようにしたのです。

私も一緒でないとダメなので、ちょっと面倒に感じる事もありましたが、「一緒に行こうか?」と誘うと、嫌な顔をせず「行く!」とついてきてくれました。

そして、数十分一緒に歩くことで有酸素運動ができ、その間に勉強の事やお友達の事を話してくれることも増えたので、運動が出来るとともに、親子のスキンシップの時間にもなったと思います。

子供の成長期を利用して上手にダイエット

ポッチャリしていた頃が嘘のように、今ではスリムになってすっきり痩せた我が子。

それを見ていると、子供は背が伸びるタイミングで脂肪が減っていくので、そこを上手に利用すれば確実に痩せられてダイエットに成功できると実感しました。

ただ、何もせずに見守るだけでは太ったまま中学生・高校生になってしまい、本人が気にしたり落ち込む原因になることも考えられるので、そこまでにいかないタイミングで親が軌道修正してあげることがとても大切だと思います。

太り気味の子どもにとって成長期はダイエットのベストタイミングになりますから、お子さんの体型が気になっている親御さんは、ぜひ食生活の見直しを始めてみてくださいね。

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