▷子供が悩んでいる時に親がするべき7つのこと

子供に物やお金の有り難みを分からせる方法|祖父母の甘やかしへの対処法

うちの子は欲しいものは何でも手に入ると思い込んでいて、物やお金の有り難みがなかなか分からない…。

そのように感じて悩んでいる親御さんが増えています。

特に、近所に祖父母がいたりすると、とにかく可愛い孫になんでも買ってあげたくて、「欲しい」という前におもちゃやお菓子などなんでも買い与えてしまいがち。

物心がついた時からそういう習慣がついてしまうと、子供は「欲しいと思えば何でも買ってもらえるんだ」と思い込んでしまうのです。

可愛い孫の喜ぶ顔が見れるだけで祖父母が喜ぶのは分かりますが、親としてはちょっと困りものですよね。

やはり、物を簡単に手に入れてしまうと1つの物を大事にしなくなったり、壊したり飽きたりしても「また買ってもらえば良いや」と、物の有り難みが分からない子に育ってしまう可能性もあります。

また、成長して学年が上がってくると欲しがるものの値段も高くなりますから、簡単には買えるものではないのに、子供は「頼めば買ってもらえる」と軽く考えてしまうことも問題なのです。

幼児期に欲しがるものは数百円から数千円で済みますが、小学校高学年くらいからはゲーム機やスマホ、タブレットなど、数万円以上かかるものを欲しがりはじめることも多いです。

ですから、それまでに物の有り難みが理解できていないと「欲しいのになんで買ってくれないの?おじいちゃんおばあちゃんは何でも買ってくれてたよ?」という感じで、親に対して平気で要求してくることもあります。

その頃には祖父母も年をとっていることもあり、孫に対して関心が薄れて、以前のように「何でも買ってあげますよ」という態度ではなくなっていることがほとんど。

ということは、間違った物の買い与え方で歪んでしまった子供の金銭感覚の尻拭いは、親が全て負わされることになるのです。

ただでさえ子供の教育費や老後の備えで家計が厳しいのに、何でもかんでも子供がねだってきたらストレスが溜まって困ってしまいますよね。

そこでこちらの記事では、子供が祖父母に甘やかされて「何でも手に入る」と思い込んでしまわないように、物やお金の有り難みを理解させる対策をまとめました。

物の有り難みが分からない子に育つ…祖父母の甘やかし行動とは?

孫が生まれるとついつい甘やかしてしまうという祖父母は多く、特に初孫の場合はとにかく何でも有りで子供のやりたい放題にさせてしまうこともよくあります。

それが後々「有り難みの分からない子」に育つ原因になるのですが、祖父母にとってはそこまで責任を感じないので、その時だけ孫が機嫌良くしていれば嬉しいと感じてしまいます。

親御さんはその様子を見ながら「ワガママに育つからやめて!」と思っていても、お母さんにとっては義両親であったりすると、あからさまに文句を言うわけにもいかないという場面も少なくないのです。

まずは、孫に対する祖父母の甘やかしでよくある行動をまとめました。

孫が欲しがる物は何でも買い与える

やっぱり祖父母からしたら毎日会える訳ではない孫ですから、会う度に欲しいものを買ってあげたくなる気持ちも分かります。

そして孫が「じいじばあば、ありがとう!!」なんて満面の笑みで言われたら、嬉しくて「また喜ばせたい」と感じますよね。

子供世帯よりは金銭的に余裕のある祖父母がほとんどですから、「お金のかかることはしてあげよう」という優しさもあるのですが、それが子供からすると「孫を甘やかさないでよ…」と、迷惑になることもあるのです。

祖父母も若い頃は子供に対して「感謝の気持ちを持ちなさい、有り難みを理解しなさい」と言い聞かせていたはずですが、自分が祖父母の立場になるとどうしても孫の機嫌を取るような行動をしてしまうようです。

孫にお菓子を好きなだけ食べさせてしまう

食事の前でも子供が「お菓子食べたい!」と言うと、すぐ与えてしまう祖父母も沢山います。

子供はすぐお腹いっぱいになってしまうので、食事前はお菓子を食べないのが普通で、祖父母も理解しているはずですが、孫に言われるとついつい食べさせてしまうのです。

「祖父母の家に行くといつもお菓子を好きなだけ食べているから困る…」と悩んでいるお母さんも多いですが、子供もおじいちゃんおばあちゃんの家に行けばワガママが通ると思い込んでいる場合もあるので、いつもの約束を守らなくなることもよくあります。

孫が悪いことをした時に庇う

目の前で孫が物を投げつけたりペットを叩いていたりしても、叱らずに笑って見ている祖父母は意外にたくさんいますよね。

そこでお母さんが叱りつけたりすると、「そんなに怒らなくてもいいじゃない」という感じで、叱ったお母さんに対して非難するような言葉を投げかけてくることも。

悪いことをしたら「ダメだよ」と言わないとしつけになりませんが、祖父母がいるとすぐに孫を庇ってしまうので、注意したいことが全然伝わらなくて困っているという親御さんも多いですね。

子供も祖父母に庇ってもらえると思うと平気で悪いことをしますし、時にはお母さんを挑発するような行動をしてくることもあるので、祖父母と一緒にいることでお母さんの育児ストレスが大きくなるケースもあります。

祖父母が孫に物を買いたがるのは困ったもの

祖父母の孫への甘やかしの中でも1番困るのが、欲しがる物をすぐに買い与えてしまうことです。

普段、親御さんは誕生日やクリスマスなどのイベントの時にしかおもちゃなども買わないと決めているのに、祖父母がすぐに「欲しい物はない?」と聞き出して買い与えてしまう。これは本当に困りものです。

物に関しては、買ってきてしまったらどうにもできません。

一旦渡された物を子供から奪い取るわけにもいきませんし、子供がある程度大きくなったら、自分から祖父母にLINEをして「これが欲しいから買って!」と親の知らない所でねだっている場合もあります。

親が後で知って咎めたら、余計に「お母さんは意地悪!おじいちゃんおばあちゃんの方が優しくて好き」なんて言われてしまうかも。

そう考えると、やはり早目の対処が大切だと感じますよね。

子供に物やお金の有り難みを理解させる方法

子供が何か欲しがる度に買ってあげていたら、お金や物の有り難みが分からない贅沢な子になってしまいます。

ただ、子供に有り難みを理解させるのは簡単ではありません。

ここからは、どうすれば子供が有り難みを理解して贅沢をしないようになるのかを紹介します。

「欲しいものは簡単には手に入らない」と教えておく

やはり、「物を手に入れるにはお金がかかって、そのお金は、働いた労力への対価である」ということを小さい頃からなんとなくでも知っておく必要があります。

お父さんお母さんの仕事の話、子供だから分からないと決めつけずに、「今日はお仕事大変だったよ」「お客さんが沢山来て忙しかったんだよ」などと、時々は教えてあげるようにしてください。

そして、「疲れるけど、美味しいご飯や楽しいおでかけの為に頑張って働いてるよ」と伝えて、お父さんお母さんは家族で使うお金を稼ぐために一生懸命働いているんだということを理解させておくことが大切です。

時には「今日はお母さんお仕事休みたいな〜」とわざと言ってみて、子供が「休んでいいよ」と言ってくれたら、「ありがとう!でも、◯◯のお誕生日に素敵なプレゼント買ってあげたいから、やっぱり頑張るね」という感じで、何をするにもお金が必要で、そのために働いているということが伝わるように言葉にしてみてください。

一つの物を長く大切に使う

家の中に物があふれて囲まれすぎると、それぞれへの愛着も薄くなって、「壊れても次があるからいいや」と思ってしまいます。

その『次』を買うにはまたお金がかかる、ということまで頭に浮かばずに「これが無くても別の物がある…」と感じてるので無意識のうちに物を乱暴に扱う子供に育つかも知れません。

小さいうちはそれでも良いですが、大きくなって一つ一つが高価な物、変わりのない物を扱うようになった時、物を大切にする習慣がないと周りから「ダメな子」と思われてしまう可能性もあります。

目新しい物をとっかえひっかえ手に入れて乱暴に使うよりは、一つの物を大切に長く使うことの楽しさを教えましょう。

「これはお母さんが子供の頃から使っている鏡だよ」「このカバンはお父さんのおばあちゃんから貰ったもので、今でも宝物だよ」などという感じで、長年使っているからこそ愛着や親しみが湧いてきて楽しいんだということを伝えてあげると、子供はきっと興味を持って真似をしはじめます。

そして、子供が物を大切に扱えていたら、必ず一言褒めてあげましょう。

祖父母に「孫に物を買い与えないで」と伝える

やはり、簡単に祖父母が欲しい物を買ってしまうと、孫は「ねだれば簡単に買って貰える」という繰り返しになります。

小さいうちは良いかもしれませんが、その子が段々大きくなってきて欲しい物の値段も高くなってきて簡単には手に入れられなくなったりした時に、ストレスを感じやすくなります。

大人になっても「欲しいものは何がなんでも手に入れる」と勘違いしたまま、安易に借金を重ねてしまう可能性もあります。

三つ子の魂百までといいますが、小さい頃からの人格形成はとても大事なのです。

「まだ小さいから甘やかしても大丈夫かな」と油断していると、取り返しのつかない思い込みを子供に植えつけてしまう可能性もあります。

そこで、気は進みませんが、やはり祖父母に伝えることは必要です。

「孫に色々と買ってくれるのはありがたいけど、やっぱりこういうのはイベントの時まで我慢して欲しい」と、はっきり言いましょう。

「普段中々買ってもらえないからこそ、そういう誕生日やクリスマスなどのイベントが楽しくなるし、『やっと手に入った』と思えば、『大事にしよう』という心も持つようになる。子供にはそういう大きなタイミングでやっと手に入る嬉しさを分からせたいし、将来的にもその方が絶対に良いから、あまり簡単に物を買うのはやめて欲しい」

このように伝えれば、きっと祖父母も素直に聞き入れてくれるはずです。

物を与えなくても感謝出来る子に

祖父母が孫のことを「可愛い」と思ってくれるのは親にとって本当に嬉しいことです。

とはいえ、物で釣るようなことはして欲しくないですし、「祖父母=物を買ってくれるから優しい」などと、子供が変な方に捉えられても嫌ですよね。

祖父母自身に会える事が楽しいとか、元気でいてくれて嬉しいとか、物ではなく存在自体に喜びを感じ合える関係の方が絶対に良いはずです。

祖父母のことを「お金を出してなんでも買ってくれる人」と孫が思い込むのは絶対に良くありませんから、祖父母には孫にとって都合の良い人にならないように気をつけてもらいたいですね。

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