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子供が習い事を嫌がる時の理由と対処法|やめさせるべき時の見極め方

最初は子供が「やりたい!」と言って始めた習い事。

でも、半年を過ぎ、1年、2年と月日が経って来るとモチベーションが下がってくるのか、段々飽きてきたり、他の習い事をしてみたくなったり、習い事自体に出向くのがだるくなったり…と、色々な理由から習い事に行くのを嫌がる子が出てきます。

ママとしては、せっかく続けてきた習い事だから簡単にはやめないで行って欲しいですよね。

それに、子供に『すぐ諦める子』にはなって欲しくない…という気持ちを持つことも当然です。

しかし子供は、何かのきっかけで習い事に対してモヤモヤし始め、行くのを渋りだすのです。

玄関から泣いて動かなくなったり、「行きたくない!」と部屋から出なかったり、そうなるとママも子供も習い事がストレスに感じてしまいます。

こちらの記事では私の経験を振り返りながら、子供が習い事を嫌がった場合どうすれば良いのか対処法を考えてみました。

子供が習い事を嫌がるようになった原因を突き止める

まず最初に親がやるべき行動としては、一旦冷静に子供と向き合って、「どうしてその習い事が嫌になったのか」を子供に聞くことが重要です。

学習塾にしろ、運動系の習い事にしろ、芸術系の習い事にしろそれぞれ習っているのは本人であって親ではありません。

学習塾であれば、宿題が大量にあったり、塾の方針についていけなくなったりしている可能性もありますよね。

運動系であれば、ちょっと難しい動きが出てきて出来なくて悩んでいたり、コーチが厳しかったり、仲間と上手くやれていないのかも知れません。

芸術系の習い事なら、レッスンの難易度が上がって苦痛だったり、教えられた通りに出来なくて悩んでいたり、先生が怖かったり…など、様々な理由が考えられます。

遊ぶ時間が欲しくて習い事がイヤになる子供も多い

小学生くらいになると「もっと友達と遊ぶ時間が欲しい」と思いはじめて、「習い事をやめたい」と言い出す子も実際にいます。

幼稚園までは親と何かをしている時間が多いけど、小学生になれば会話や行動範囲も広がり、子供同士の付き合いが楽しくなってきます。

そして、自分が習い事で忙しくしている時に楽しく遊んでいる友達を見ちゃうと、黙々と習い事通いをしている自分が悲しくなり、「自分だって遊ぶ時間が欲しい!」と思いはじめるのです。

習い事がイヤになった理由を聞き出す方法

まずは、習い事にどうして行きたくないと思ったのかを、怒るのではなく冷静に聞いてあげて下さい。

「ママは怒っていないよ、ただ、理由が分からないと先生にもお話できないからね」「どんな理由でもママは文句を言わないから、正直にお話してみて?」と、優しく声をかけて子供の言い分を聞いてあげる事から始めましょう。

子供が習い事に行きたくない理由さえ分かれば、その子にとってどうするのが良いのか、解決策が見えてきます。

例えば「遊ぶ時間が欲しい」と言うのであれば、習い事や塾の数を見直して、一旦思い切って減らしてみるのも良いでしょう。

最近は、低学年のうちから塾や習い事三昧な子もいて、プライベートな時間が無い子も多いです。

本人が遊ぶのより「習い事」が大好きならそのまま続行でも良いですが、もしどうしても多すぎてプライベートな時間が無く、本人がつらさを感じているのなら、減らしてあげることを考えてあげてください。

子供は自由な時間が欲しいから習い事が続かない?

中学生になれば、部活や受験勉強で自由な時間がかなり短くなってしまいます。

親の手を離れた小学生のうちが、子供にとって一番自由を許される時期であることは間違いありません。

ですから、その時期に習い事を詰めこんでしまうのは、やはり小学生にとっては重荷ですし、「やめたい」と一度思いはじめたら歯止めがきかなくなってしまう事も仕方が無いといえます。

なので、本人がもう少し友達と遊ぶ時間が欲しい…と話しているのであれば、習い事や塾を週何回かに減らしたり、数を絞ったりして工夫しましょう。

習い事の友達関係で子供が悩んでいる時

習い事の友達関係で悩んで、子供が「行きたくない」と話しているのであれば、まず、相手の子供に何かされたり言われたりするのか、ただ気が合わないだけなのか、できるだけ詳しく事情を聞くことが大切です。

子供がその習い事の中でどんな気持ちで過ごしていたのか、どのような嫌なことがあるのか、親としてしっかり聞いてあげてください。

性格的に合わなかったり、嫌がらせをされたりなど苦痛に感じているのであれば、親からその習い事の先生に相談する必要があります。

小学生になると習い事も基本的に親はノータッチになるので、その間どんなことが起きているのか、先生に聞いてみないと判断はつかないですよね。

まずは先生に相談をしてみて、すぐに解決できそうならお願いをして、難しそうであればその問題が良い方向に流れるまで一旦お休みするのもおすすめです。

一番大切なのは子供本人の気持ちですから、親から見て「大した事ない」と思える事でも、本人がつらい気持ちで「行きたくない」と言っている間は、無理強いすることはしないでください。

子供が習い事についていけない時

習い事のカリキュラムについていけず悩んでいる時や、教えてもらった事が思うように上手くできす苦しんでいる時には、親御さんが練習に付き合ってあげることが子供の心の支えになります。

私の子供もダンスを習っていますが、基本的にレッスンは教えられる場であり練習する場所ではないので、アウトプットが必要になってきます。

上手くなるためには、やはりレッスン外の時間を使って練習する必要があるのです。

子供は特にモチベーションが下がってきたり、どう練習すれば上手く行くのか思い悩む時期があります。

そんな時はパパやママが一緒に練習をして、どうしたら良いのか考えてあげたり、「練習を頑張ったら美味しい物食べて良いよー」など、本人がモチベーションをあげて頑張れるようにサポートしてあげるとやる気が戻る事も多いです。

大人でもスランプはありますが、子供は特に飽きっぽかったり諦めやすいので、モチベーションを維持することが難しいです。

なので、親御さんが工夫してサポートしてあげることが習い事を長続きさせるポイントになります。

「行きたくない」気持ちに寄り添ってあげることが大切

習い事は楽しいことばかりではなく、ちょっと疲れちゃったり、友達同士で何か嫌なことがあったり、思うように上手くできなかったり、子供自身も実は葛藤していたりします。

特にこれといってイヤな事はなくても、毎回行くことに飽きてきて、ただ漠然と面倒になる子もいますから親としては安心できないですよね。

子供が「習い事に行きたくない」と言った時には、まずは寄り添って話を聞いてあげて、それから原因となることがあるなら、どう解決するかを一緒に考えてあげて下さい。

結局は本人のやる気がないと習い事は続きませんし、嫌々通いながら月謝を払い続けるのも勿体無いですからね。

最近は習い事の種類も増えて、習い事をしないと遅れをとってしまうような風潮がありますが、一つも習い事をせずマイペースに過ごしている子供もたくさんいます。

本人がストレスを感じる習い事だと、通わせる親も大変…。「嫌がるならやめさせる」くらいの気持ちでいたほうが、親としては気持ちがラクになれますよ。

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